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目ざすは“ Worldwide WADAIKO Entertainment ”
和太鼓は元来、楽器そのものが大きな力をもっている。魂まで揺さぶるようなその響きの迫力。そして鍛え抜かれ磨き上げられた打ち手の動きなどの美しさ。「伝統芸能」の枠組みの中では、和太鼓のその魅力も一定の“型”のもとで表現されることが多い。
だがTAOが一貫してめざしてきたのは、あくまでもそれとは一線を画した“世界に通用するエンターテイメント”。和太鼓はあくまでもそのための一つの、だが最強の道具である。TAOは和太鼓を中心に据え、その技術は過酷なまでに鍛え抜きながらも、その一方で、ステージプログラムに一つのテーマを設け、打ち手にはキャラクターを、楽曲にはストーリーを与えて、舞台装置、照明にも工夫を凝らした楽しめるステージづくりをめざしてきた。
その理想のイメージは、例えばブロードウェイのミュージカルであり、ラスベガスのショー。そして彼らがこよなく愛する久住の大自然からもゆたかなインスパイアを受けながら創り上げてきた作品は、伝統の文脈から解き放たれたエンターテイメント性と、その一方で世界が憧れる日本人のスピリッツを深く湛えた独自の世界となっている。
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