2012年2月20日

久々女性メンバーだけで・・・

岩谷あすか

 9日間の連続公演が終わり、ここPalm Desertでのオフ日!!
朝方は雲行きも怪しく肌寒かったけど、日中は七分袖で過ごせるぐらい晴れだし、温かい気温になりました。
 今日は麻記さんと江良さんと一緒に手芸クラフトショップに行きました。
麻記さんと私は衣装のパーツを買いに・・・江良さんは旗の布を探しに・・・
日本の手芸屋と違って海外の物は色や種類が豊富です。見るだけでワクワク、楽しくなります!私も麻記さんのように衣装のアイディアが出せるようにならなくては・・・
あっという間に1時間が過ぎ、次はお買い物!!
 大きなショッピングモールで西さんと夏子さんマネージャーの平田さんも合流して、皆でどこ見る?どこ見る?と言いつつまずは、お昼ご飯を食べることに!女性メンバーだけでご飯を食べたり、どこかに行くのは久しぶりな感じがします。なんだか楽しぃー!!

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ご飯を食べた後はお買い物!皆一致で化粧品から見に行きます。
西さん、夏子さん、麻記さんオススメのCLARINSでリフトマンスールを買いました。2年前のアメリカツアーで先輩方と一緒の部屋になり、このリフトマンスールをお風呂上がりに塗り、マッサージをし、足のむくみをとったところでさらに寝ながらむくみがとれる太ももまである長い靴下みたいなものをはいて寝ていました。私も今回のアメリカツアーで本格的にやろうと決め、むくみとり靴下も持って来て、毎日マッサージをし、履いて寝ています。
先輩方の美に対する意識は勉強になります。一緒に買い物に行く時は、いろいろ聞いて参考にしています。
 私ももう24歳。美に対する意識もだんだんと出てきました。女性に生まれたからにはキレイになりたいし、体も美しくなりたい!
いろいろ先輩方に聞いて、どんどん吸収していきたいです。

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2012年2月20日

癒しの時

モリフジマキ

2012アメリカツアー最初の山場であった9日間。毎日の長距離移動を含む9日間連日公演。朝5時、6時代にはホテルをチェックアウトして出発し、お昼前に会館入り。仕込み、公演を行い、搬出をしてご飯を頂き、ホテルに戻るのは午前0時過ぎ。というスケジュール。その中で、癒しと言えば、最大はお客さんの歓声と笑顔。そして、数時間ではありますがホテルでの安らぎの時間です。カリフォルニア州での連続公演、後半4日間。宿泊した素敵なホテルを紹介しつつ、そのスケジュールをお知らせします。
2月12日朝5時45分ロビー集合。向かった先は「SANTA CLARITA」という街。御陰さまで大盛況の公演後、いつもと同じく午前0時頃たどり着いたホテルは、「HYATT Valencia」暖かい色調で素敵なお部屋でした(^--^)。

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翌日は6時過ぎに出発だったので滞在時間は6時間位ですが凄く癒されますね。
 
翌日は、朝9時から地元の中学生と小学生に向けて、約1時間のショートバージョンの公演を2回行い、搬出作業。そして、夜のワークショップが予定されているStanford大学まで、ツアーバスで5時間の移動・・・。Stanfordに到着して1時間後、大学で和太鼓をしている皆さんとのワークショップ開始。夜8時から2時間という短い時間でしたけど、内容の濃い楽しい練習時間でした。その後、この日宿泊の「STANFORD PARK HOTEL」に着いたのは、夜の10時半くらい。
本公演日より2時間近く早いホテルへの到着と、昨日に増してゴージャスなホテルの雰囲気に感激。ベッドの寝心地も最高で疲れも吹き飛びます。やっぱり寝る場所って大切です。

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そして翌日14日。Stanford公演で1700人満席の客席から大きな拍手をもらった後、9日連続公演最後の寝床となったのは「ツアーバス」???翌日の公演先であるPalm desertまでの移動が8時間かかる為、そのままツアーバスに乗り込み移動・・・。ゴージャスホテルの後はツアーバス泊となったのでした(笑)。Walmart (アメリカの激安スーパー)で買ったモコモコの枕とダウンジャケットが本日のベッド。このギャップがたまらなくいいですよねー。
よく、社長から言われるんですよ。「何でも両極端ができんと駄目や。」と。
しみじみその言葉を思い出しました。これぞ、ツアー!!アメリカ広し!!まだまだ、色々な事が起こります。ちょっとした困難は冒険的で楽しいものです。奮起して立ち向かおうというパワーがみなぎりますしね(笑)。まぁ、まだまだこんなの困難なんて言えるうちに入んないですけど。これからも、色々な状況を楽しんで行きたいと思います。

2012_02_20_4.jpg2012_02_20_5.jpg到着したPalm desertの朝は、青空が迎えてくれました。
明日はこの街で一日のオフであります(^--^)♪。
あぁ。癒されますね。


2012年2月18日

アドベンチャー in U.S.A

山口 泰明

アメリカ上陸から半月が過ぎました。日本のみんさんは元気でやってますか?
僕にとっては初の海外ツアー参戦。気合い入れ過ぎて空回りしない程度に気合いを入れて毎回の公演を楽しんでいます。基本的に毎日バスで公演会場に移動するのですが、長い時は4時間強、もっと長い時は8時間移動、しかも車内泊...。
身長180cm。結構筋肉質。脚長め...(笑)の僕には2人分の座席に脚を折りたたんで寝るという事がアメリカに来て以来最大の難関でした。

TAOは順調にアメリカの西側を南下しながら9日間連続公演を終え、カリフォルニア州南部のパーム デザートという町に来ています。少し内陸に入っている為、楽しみにしていた海は見えませんが、さすがカリフォルニア。「エッ!?これで冬なの?」と疑ってしまう程陽射しが温かい。町中にはヤシの木やサボテンが並び、高齢のおじいちゃん、おばあちゃんも短パンにTシャツにサングラス。目が合うとニッコリと微笑んで「Hello」ですよ。カッコ良すぎです!

今日は公演が無くDay Offだったので太郎さんと谷中さんと三人でトレーニングがてらホテルから見える小高い山に登る事にしました。登り始めて30分、山の中腹までは道があったのだが急に道が途切れてしまった。見上げると頂上まで結構残っている...。しかも大きな岩がゴロゴロしている断崖絶壁。この先どうしたと思います?引き返した?まさかぁ!!もちろん登りますよね!気分はロッククライマー。いや、ドラゴンクエストの勇者になった気分です。手でしっかり岩を掴んで一歩一歩慎重に登って行く。

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まさにアドベンチャー!恐いから下は見ないっ!i-Podにドラゴンクエストのテーマ曲が入ってなくて後悔しました。頂上に近づくにつれ風も強くなってきた。登り始めて一時間半。ようやく頂上にたどり着いた。そして三人の勇者はレベルが3上がった...。
冗談はさておき、頂上に立ってみると雲がすごく近い。
予想以上の達成感に思わずこのポーズ!さっきまでの疲れも一気に吹き飛ばす程のスケールのデカさ。
やっぱアメリカはデカいっス!この広大なアメリカ。どれだけの人がTAOの公演を観に来てくれるか分からないけど日本の文化の素晴らしさを少しでも多くの人に伝えたい!明日からまた舞台の上で大暴れしてきます!
この先のツアーも楽しませてくれよアメリカ!!そして待っててくれ多くのアメリカン!


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2012年2月18日

9日間連続公演終了!

黒柳 夏子

只今、アメリカツアー中のTAO-REDのメンバーはPalm Desertという街にて初のOFFを満喫しています。

二年ぶりのアメリカツアーは懐かしい土地あり、初めての土地ありと色々ですが、どの会場も満員御礼の札を立てたい程の大盛況です。今回海外ツアーは今までにない16人という大人数のメンバーでの参加ですが、やっぱり人数が多いと良いですね。迫力は勿論ですが、沢山のプレーヤーが出演する事によってTAO本来の舞台の姿が表現出来ているように思います。海外ツアー初参加組の、大矢君、山口君、中田君もいきいきと舞台で演奏出来ている姿に、お母さん的感覚で「よしよし、もっと頑張れよー。」なんて思っている私です。

さてさて、海外ツアーと言えば私のお仕事は毎度の事ながら皆のランチ担当をさせてもらっています。今回はじつは前回の道具が届かない!なんてアクシデントもありましたが、初日に大急ぎで買い出しに行ってなんとか一通りの道具を揃えさせてもらって頑張っています。会館によっては、何度も電源が落ちて調理が中断したり(炊飯ジャー2台と電気調理器が2台なので上手く電源を考えないといけないんです)、水場がなくて調理用ボールに水を汲んで何度も往復したりと大変な事も沢山ありますが、任務を全う出来るように頑張っています。

でも、一番大変なのはご飯前に皆が準備してあるケータリングでお腹いっぱいになっちゃう事かなぁ(笑)豪華なサラダや美味しそうなパンで皆がお腹いっぱいになっている様子を見ると、どうやってこの後2時間後にランチを食べてもらおうかと悩みますが、まぁ美味しい物を沢山食べて皆が笑っていられたら良いかと思いながらこつこつ頑張っています。

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よっしゃ、明日からのツアーに向けてまたスーパーへと買い出しに行ってきます!何が安いかなー、何が美味しそうかなーと見て考えながら買い出しするのも、私の楽しみの一つになっているのでこれもOFFのリフレッシュの一つなんですよね。では青空の下、歩いてスーパーに行ってきまーす!!

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2012年2月16日

北米ツアー、そしてその先にあるもの

2月14日 原崎太郎

 2010年に続き今回で2度目となる北米ツアー。始まってもう2週間になろうとしているが、前回公演を行った劇場での再演がたくさんある。年間300日近くを公演に費やしている僕たちにとって、訪れた全ての劇場を記憶にとどめておくのはなかなか至難の業だが、だいたいそこに到着すれば「あー、来た来た、ここ!」とみんな思い出す。劇場の壁のどこかにその時のメンバーのサインが残っていたり、自分が好きなアーティストの古いポスターが張ってあったり。どの劇場にも何かしらの思い出が残っている。そして、そこで働くスタッフとの再会も僕の密かな楽しみの一つだ。
 今回の北米ツアーの初日を飾ったシアトルのムーア・シアターのスタッフやカリフォルニア州のモデストという街の劇場スタッフなど、2010年にTAOが来た時も働いていて、「TAOがまた帰ってくるって聞いて、すごく楽しみにしてたんだ!君らのショーは本当にすごいからな!」などと嬉しい言葉をかけてくれた。今回初めて行ったオレゴン州のベンドという街の劇場スタッフは「こんな狭いとこだけど、よかったら是非また戻って来て欲しい!素晴らしいショーをありがとう!」と日本語まじりで(16年前に交換留学生で大阪にいたらしい)その感動を語ってくれた。客席からではなく、舞台袖から見ていてそう思ってくれるのだから、客席から見ているお客さんの中にTAOの再演を楽しみにしてくれている人がどれくらいいるのだろうと思うと嬉しくてたまらないし、まだ2回しか来ていないこの広大なアメリカという土地にも確実にTAOは足跡を残している実感が沸いて、連日の公演にも気合いが入る。

 これから4月までの2ヶ月間、TAOはアメリカの大地の至る所に種を蒔き、その根を北米全土へとより深く伸ばし、そしてブロードウェイやラスベガスの地でその花を咲かすべく、全打入魂で駆け抜けます!

 そして次なる新作舞台。こそがその花であり、世界中の誰も見た事がない新しい日本初のエンターテイメントとしてまずは日本全国を駆け巡り、その道が最後には、かの地へと続いていると信じています!

みなさん、乞うご期待!でも、僕が一番ワクワクしています!!(笑)

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2012年2月15日

写真から伝わるもの・・・ 

滝 良平

1枚の写真から伝わるもの。それは人それぞれ・・・。
同じ写真から悲しみを感じる人もいれば、尊さを感じる人もいる。
どんなに良い言葉を並べても全く勝てないほど説得力がある写真もあったりする。

TAOにいると色んな場面で写真を撮られることが多い。
雑誌取材、ポスター用、プログラム用・・・などなど。
アメリカ出発前にも東京のスタジオで今年の作品のイメージ写真を撮ったばかりだ。
でもそんな時決まってプロデューサーに言われる事がある。
「滝は一瞬の決めやバチのタメが弱い。身体の変な所に力が入っている。だから写真にするとなんかかっこわるいんだな。」
何回言われたか自分でも分からない。頭で分かっていても身体が分かっていない。
この課題は現在進行形。

稽古はもちろんしているけど、それだけじゃ簡単にこの癖は治りそうにない。
だからいいかどうかわからないけど、自分でも舞台の写真を撮ってみよう思った。自分がかっこいいと思った瞬間のものを撮ってみれば、なにかヒントがみつかるかもしれない。

そんな経緯から最近出番の合間に大急ぎでシャッターを切っています。
舞台の写真は光の加減や動きをいかに捉えるかが本当に難しくて、10枚に8枚はボツになります。

その中でも撮れたものをじっくりみると、本当に勉強になります。
写真で撮ったポーズを自分の稽古の中に取り入れて、自分の癖を直したいと思います。

2012_02_15_6.jpg2012_02_15_7.jpg(今日は僕の筋トレ仲間も撮ってみました。)

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2012年2月15日

The big country United States

原口 純一

2年ぶりのUSAツアーも、早いもので1週間が過ぎました。
 アメリカ最初の都市は、シアトル。寒さを覚悟して日本を出国したのですが、意外とそうでもなかったです。
 しかし、冬だから多少は寒い...そのはずが、カリフォルニア州に到着すると、昼間は半袖で過ごす程の暖かさ。
んーっ、アメリカは広い!!

そんなツアーの途中で、ある驚くべき物に出会いました。それは...
最後にお教えします。
それに付随して、突然ですが、アメリカの規格はとにかくでかい。何から何まで、本当に大きいんです。
...2年前にも言ったかなー??
まぁ聞いてください。

まずはピザ!!

2012_02_15_1.jpg大きいでしょう。これが晩ご飯で7枚程出たのですが、TAOが全員でかかっても、5枚程しか頂けませんでした。本当にごめんなさい。

次にサラダ!!

2012_02_15_2.jpgこれまたでかい。大きなボールに山積み。緑の山って感じでした。
わかりやすいように、同じサイズのフォークを添えてみました。
これ、至って普通のフォークです。大きいでしょ...
食べきるのが大変でした。
ほかにも、町のファーストフード店で、出でくるジュースも、町で出会う人々も。(笑)
会館のスタッフまでも。(この方々は、SUN RAFAELの会館のお手伝いさん達です。)

2012_02_15_3.jpgまるで自分が小人のよう...
何食べたらこうなれるんだろうか??
うらやましい...

そして、これが先ほどお話しした、驚くべき物です!!

2012_02_15_4.jpgそう松ぼっくり。
んん??これじゃわからない?
じゃあこれは??

2012_02_15_5.jpg!!!!!!!!!!!!!!!

でかっ!
そう手のひらサイズ。人工的な物が大きいのは、お国柄わかるんですけど、落ちている植物(?)まで...
恐るべし、USA!!

今回は、ツアー中に出会った事を、書いてみました。これからも、ちょこちょこブログしていきます。
待っててくださいね。


2012年2月13日

3人目の衣装スタッフさん

2012,2,8
モリフジマキ


今日の公演地。
オレゴン州の「メドフォード」という街でした。
2年前のツアーの時も訪れた街で、楽屋前のキッチンには「WELCOM BACK DRUM TAO」

の文字と共に沢山のフルーツやおやつなどがカゴに飾られて並んでいました。

2012_2_13_1.jpg(写真に写りきれていない部分にも沢山飾られているのですよ。)

チケットも勿論ソールドアウトで、アメリカの街にも。こうしてTAOの事を待っていてくれる人たちがいるなんて・・と、しみじみ感激してしまいました。

そして、もう一つ!!私たちを待っていてくれたのは、私、あすかに続き3人目の衣装スタッフさん!!モニカさんです。
2年前のアメリカツアーの時は、ほとんどの会館にワードローブのスタッフがいて、洗濯機やメンテナンス道具についてそのスタッフを通じて使わせてもらったり手伝ってもらったり。という様なシステムでしたが、今回のツアーで衣装スタッフが来てくれたのは今日の公演が初めて!!

いつも、あすちゃんと2人で会館を駆け回って衣装セットを行い、衣装の傷みを見つける度に少々険しい表情で補正をする事になるのですが、一人スタッフが入ってくれる事で、気になっていた衣装の手直しの時間をとる事ができて、私もあすちゃんも今日は終始笑顔で完璧な衣装セットでした。

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最後には、モニカさんとまた絶対に来る!!と約束して。お別れ。

短い時間だけど、こんな出会いも楽しいですね。
明日はカリフォルニア州へ移動。昨日の搬出では雪が降っていたのに、明日のカリフォルニアの公演地の気温は19度なんですって。
これから、アメリカ西海岸をどんどん南下していきます。

次はどんな衣装スタッフさんと一緒にお仕事できるのか楽しみです。
また、ステキな衣装スタッフさんと出会ったら紹介しますねー。

マキ






2012年2月10日

異国の楽器に何想う

河原 シンゴ

 日本から見てほぼ地球の反対側に位置するここアメリカの観客は、僕達TAOを終演の際に毎回スタンディングオーベーションで讃えてくれる。
そんなツアーが始まり出して間もなく、今日は10歳前後の子供達を集めた公演となっていた。集まってくれたおよそ700人の子供達は、日本人に・・・いや日本にどんなイメージを持っているのだろうか?そんな彼ら彼女達の反応が楽しみで、開演前に何度も騒がしい客席を覗き込んでしまっていた。
 公演の始まりは「Festa」。メンバーが客席の後ろから会場へ乱入する為、舞台の外を通り抜けて回り込むのだ。この瞬間だけは寒さを我慢せざるを得なかった。

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演奏の内容はもちろん「浮世夢幻打楽 参の絵巻」となるが、約50分の縮小されたつくりになっていて、演じる方としてはほとんど一息で終わったような時間の感じ方だった。そして和太鼓を初めて目にする子供達は、一曲一曲大人と同じように拍手をし、高らかな歓声を上げていた。まるで大人の感情表現を真似しているのではないかと思わせるほど拍手に勢いがあり、これはきっと時間を忘れて楽しめた証なのだろうと自分で勝手ながら受け止めてしまった。

 そして終演後、数時間の間にTAOへ向けた手紙が沢山届いていた。子供達が書いてくれたのだ。
舞台を観劇して一人ひとりが思った事、印象に残った事、それを文字だけでなく絵まで描いて送ってくれた。これにはさすがに驚いた。皆が手紙を囲んで書いてある内容を太郎君に一つ残らず聞いている。
その中から幾つか紹介すると、
「このショーを観て面白いと思わない人はどこにもいないはずだ!!!」
「点数をつけるなら10点満点中、10点をあげる。」
「ヒロヤス ヤナカのヘアースタイルは超クールだった!」

2012_2_10_2.jpgといった個性豊かな感想にここでも感心させられてしまう自分だった。
この勢いで翌日の新聞にもTAOの公演模様が掲載され、今回の舞台を観てくれたおよそ700人の子供達にも確かな記憶として残った事だろう。
 「今度会えるのはいつになるのかな?」
この手紙を送ってくれた子供達の顔を思い浮かべ、次なる公演先へ向かうのだった。

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2012年2月10日

やっと掴んだ感覚

谷中 宏康

アメリカツアーが始まってあっという間に過ぎた一週間。
ずっとブログを書こうと筆を取ったが、言葉が出て来なかった。
アメリカについてすぐに本番やテレビの出演があった。
分かっていたことだけど、日本とアメリカで文化も違えばノリや笑いどころも違う。
日本でやっていた参の絵巻なのに、何か違う感じがあった。
その違和感がやっと7日の二回の公演で取れた気がした。

僕の頭の中にどうしても、(歌舞伎の演目や笑いはどう感じてもらえるのか?)
不安と期待が入り混じっていた。
その不安をかき消してくれたのは一つの言葉と少年達でした。
言葉は旅立つ前日にプロデューサーから頂いた言葉
『歌舞伎の笑いは十分通じるから、自分達の力を信じて全力でやりなさい。』
つい二日前にもメールでいろんな言葉をもらった。
本番前、いつもみんなで『ドッセイヤ』を言って気持ちをいれ集中する。
その時、もう一度この言葉たちを思い返して挑んだ。
歌舞伎中に僕が真剣にやっているのを、楽しそうに『おっ』『おっ』と真似をして声を出す子供がいた。
他の子供達も声を出したり笑ったり楽しんでいた。
こんな感覚は日本でもあった。真剣にやっているから楽しんでもらえている。
同じ感覚だった。
『通じた』そんな風に思えた。
その公演が終わった後サンキューの手紙にも似顔絵があったり、楽しんでくれた思いが書かれていた。

その後の二回目の公演は、一般のお客さん。
でも、僕の頭の中は髪型のようにスッキリしていた。
本番が始まって演技中に見たお客さんの笑顔は、無邪気な笑顔だった。
そう、誰もが持っている無邪気な顔を見て僕も思わず笑顔になった。
そして、ラストのファンタジアの君が代では、日本で応援してくれているみんな、支えてくれているみんな、久住で頑張っているみんなを思って歌った。
中には何人か胸に手を当てていたり拍手をくれる人もいた。
こうして公演が終わった。
やっと掴んだこの感覚、今度は新しい感覚を手に入れて日本に持ち帰ります。
アメリカツアー、まだ始まったばかりですがそんなこんなで頑張ってます。
では、また、やなっちでした。


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