制作から本番までの様子をまとめました。

>>10月8日
Beat of Globe 2006 当日
>>10月7日
久住高原焼肉祭り/Beat of globe 2006 前日
>>10月6日
>>10月5日
>>10月4日
>>10月3日
10月5日、準備三日目となる今朝、プロデューサーの檄がとんだ。

「もう久住高原祭は明後日になった。もう時間がない!今日、舞台において完成しなかった部分に関しては、演出を変えるしかない!心してかかれ!!」
 予報では降水確率70%だった。朝の雲行きも、そんな予報の的中を予感させるような灰色の雲が久住山の頭を隠していた。
 8:00、作業開始。手始めは外壁のヨシヅの張り付けと、竹塔組みとに分かれて取り掛かった。風も無く、雨もまだ無く、雲のおかげで日差しも強くないため、順調な滑り出し。
 10:00頃、毛利さんがゲートに使用する竹を用意して到着。TAOも荷降ろしを手伝いな
がら、青々とした艶のある、真っ直ぐに伸びた“プロ使用”の竹に、思わずため息を漏らした。
 11:00には外壁のヨシヅも完成し、昨日洗った机の搬入を始め、一方では舞台城壁の竹貼りに取り掛かった。三人一組になり、単管に竹を添え、ビニールテープで中・下の二箇所を括り付けていく。空は曇ったまま、まだ雨は降ってこない。降らないことを祈りつつ、
ボランティアさんと息を合わせ、チャキチャキと竹をつけていく。
 12:00昼食。今日のメニューは中華丼。午後のエネルギーをしっかり蓄え、少しくつろいだ後、いつもは13:00きっかりに再開するのに、今日は12:45には誰からというわけもなく、皆自然と自分の持ち場へと歩き出した。いつにないヤル気と団結力を感じる。
 午後も引き続き城壁の竹付け、そして、ステージの門の制作に取り掛かった。
 “今日、門が完成しなかったら演出を変えるしかない。”
 プロデューサーの声が頭に響く。プロデューサーの演出を可能にするための最大限の努力をするのがプレイヤーの役目…。全力で竹門の完成を急ぎ、16:30頃、竹門は完成した。
 一方、丸山先生率いるアトリエモビルの人たちはメインステージとサブステージをつなぐ太鼓橋の制作に奮闘されていた。丸山先生にとっても初めての試みらしく、ああでもない、こうでもないとアイデアと工夫をぶつけ合い、そんな中、橋は少しずつ伸びていった。
 5:00に作業を終了し、ふと全体を見渡したとき、そこにはスケッチブックに描かれていた竹王国が静かに呼吸を始めているように感じられるほどまで、会場の全体像が整ってきた。
 この日、結局雨は降らず、作業を随分進めることができた。自然に感謝し、空を見上げると、満ちるのを待ちわびるかのような七部月がくっきりと浮かび、まだ目覚めぬ王国を優しく照らしていた。