1993 年、「和太鼓を世界に通用するエンターテイメントに」を掲げて「道〜TAO〜」は結成された。和太鼓ブームという追い風が吹き、ともすれば実力を超えてもてはやされてしまいがちな時代。だがそこでTAOが選んだ道は、九州の地に根を下ろし、世界に互してたたかえる力を磨くことだった。
久住に根を下ろしたTAOはきびしいトレーニングを積み、また時には海外でエンターテイメントの舞台作りやさまざまなパフォーマンス・テクニックを学ぶ一方で、年間 200 を数えるステージを踏んできた。
2000 年、美しい久住高原のただ中に、TAOはついに自分たちの「家」を建設した。「TAOの里〜 GRANDIOSO 〜」。“堂々と、雄大に”というその名にふさわしく、周囲は 360 度の壮大な緑のパノラマに抱かれた4万平方メートルの土地に、ライブハウス・レストラン・宿泊施設などを備えた複合集客施設である。
2002 年、TAOは自分たちを大きく育んでくれた久住の自然、まち、人々への、そして九州への恩返しの思いも込めて、「久住国際音楽フェスティバル〜 Beat of Globe 〜」を立ち上げた。TAOの里に 3000 名収容の野外劇場を建設。ここをメインステージとして、 2002 年には西アフリカのセネガル、南米エクアドルから、 2003 年には米ラスベガスからアーティストを招き、チケットはすべて完売。雄大な久住に、世界の音が響き渡った。
2004 年、TAOは2つの大きなステージを得て、ついに世界への扉を開いた。大手プロモーターのバックアップを受けての“国内メジャーデビュー”となる8月「東京国際フォーラム」公演。そして海外初の本格的な長期公演となる、英国で毎年開催される世界的な音楽・芸能の祭典「エディンバラ・フリンジ・フェスティバル」の最高峰「アセンブリ」での約1カ月の公演。TAOは、同時に訪れたこの二つの檜舞台で大成功を収めたのである。
2004 年「エディンバラ・フリンジ・フェスティバル」での成功で、TAOは世界から大きな注目を集めている。 すでに今年、 3 月のニュージーランドを皮切りに、イスラエル、オランダ、ベルギーツアー、そしてイギリス・エディンバラでの再演が決定。 2006 年には、ドイツから始まるヨーロッパツアー、そして全英・全米でのツアーも計画されている。 いよいよ「世界の和太鼓エンターテイメント集団」TAOの歩みが本格始動した。
世界を巡る旅へと飛びだして2年目のTAOは、念願だった初の海外ロングラン公演となるドイツ・ハンブルグ公演からスタート、劇場設立以来の最高のチケットセールスを記録。その後、ベルリン、スイス、チューリッヒを巡演し、各地で大成功を収めた。さらに、主メンバーによるTAO-1、新生メンバーによるTAO-2の2班体制で精力的な演奏活動を展開。世界5カ国20万人動員、国内10万人動員、計30万人を動員。様々な初めの舞台、初めての経験を経て大きな飛躍と成長を遂げた。